ごはんがパンを変える!
始まりは、腹持ちの良いパンを作りたいと思い、ごはんを使ったパンを作りたいとSAITEC(埼玉県産業技術総合センター)の北部研究所に相談でした。
その時に農研機構の奥西さんがごはんパンに詳しいということで紹介を受けました。
ここからごはんパンの開発が始まりました。
まず手始めとして、奥西さんとSAITEC仲島部長から指導を受け、白米を使ったごはんでパン作りの手順を教わりパンを作りました。
何度か指導を受け、技術的、理論的、その他パンにまつわる話題を指導していただきました、
お二人の話は大変有用であり、パン全般にかかる理論を網羅していただきました。
そうするうちにごはんパンを理解し始め、ほかにない日本で初めてのごはんパンを考えて、発芽玄米を使った食パンを思いつきました、
何度も試行錯誤をして、米の品種、ごはんの水分量、パンの配合、パンの工程、焼き時間などを一緒に考えて、ようやく今の形になりました。
これはあくまでも基本ベースとしてのゴハンパンであり、今後も菓子パン、ハード系パンなどへ広げ、砂糖を甘酒、塩を塩麹などに変更してより和風なパンへの展開、冷凍生地への挑戦などにつなげていきます。
ごはんがパンを変える。
新たなパンの道を探っていきます。
発芽玄米ごはんパンの特徴(抜粋)
発芽玄米ごはんパンの特徴
・小麦の20%をごはんに置き換えた食パン
・玄米を発芽させて炊飯したご飯を使用により発芽玄米の栄養素が採れる
・ごはんをパンに入れることにより小麦だけのパンより柔らかさが持続する
・ごはんを入れることによりパンが柔らかさを保つので油脂がすくなくて作ることができる
・通常の食パンよりカロリーが低い(当店小麦食パンとの比較)
・卵、乳製品不使用
・国産小麦100%、塩はシママース、砂糖は洗双糖を使用
・トランス脂肪酸フリーの油脂を使用
・トーストすることにより香ばしさが増す
・サンドイッチやホットサンドも最適な食パン